雑談:JUCEを使って初めてのVSTプラグイン開発!


はぁ、やっとあの言葉を拝むことができたぞ…!!

そう、その言葉とは、“Hello World!”

今回制作したVSTプラグイン

何を言っているのかわからない方のために説明すると、”Hello World!”とはプログラミングにおいて(慣習的に)最初に出力する言葉である。
どんなプログラミング言語の学習でも、まずはこの言葉を出力することから始まる。
もはやプログラミングにおける第1関門ならぬ「第”0″関門」と言っても差し支えないだろう。

そんな一部の界隈では超有名な言葉をこの目で捉えるまで、今回は約3時間もかかってしまった。
一応プログラミング歴3年を迎えた人間だが、残念ながらこの有様である。

今回これほどまでに時間がかかってしまったのにはいくつか理由がある。

1つ目は、日本語でのリファレンスが少ないツールを使ったから。
タイトルにもある「JUCE」とは、VSTプラグイン(音楽を作るときに使う、DAW上で動作する装置, DAW: 音楽編集用ソフトの総称)の開発に特化したツールである。が、日本で使用している人はあまり多くなく、文献が少ない。また海外の文献を見ても、バージョンが古くUIが今のものと全然違うなんてことがザラにあり、とにかくスムーズに作業が進まない。(とはいえ0からVSTプラグインを作るのと比較すると大分楽なので採用する意義は大いにアリ)

理由2つ目は、プラグインとして出力するということ。
単に”Hello World!”と文字を出力(標準出力という)するだけならば、そこまで苦労はしなかっただろう。しかし今回はそうではない。プラグインとして、言い換えるなら一つの独立した製品として出力し、さらにそれをDAW側で認識させなければいけなかった。当然、ゴールまでの道のりが長ければ長いほど、その道中の落とし穴は増える。そしてまんまと落ちまくった。


最後に、将来「JUCEでVSTプラグイン開発をしたい人」がこの「人目につかないちっぽけなサイトに出会う」という稀有な可能性に賭けて、”Hello World!”を自身のDAW上で拝むことのできるようになるサイトを共有しておく↓

【自作してみた】VST/AUプラグインをProjucerで自作しよう!〜わかりやすく解説・準備編〜

(このサイトを見れば95%上手くいくとは思いますが、自分の場合、なぜか出力プラグインが自動配置されるディレクトリがDAWがプラグインを認識する場所と違い、プラグインを手作業で移動させる工程だけ追加で行う必要がありました)

以上、深夜に3時間かけプログラミング第0関門を潜り抜けた、プログラミング歴3年目の男の走り書き(※深夜テンションならぬ最早明け方テンション)でした。

3 thoughts on “雑談:JUCEを使って初めてのVSTプラグイン開発!”

    1. Thank you for your comments!!
      This is the first comemnt in my web-site!!
      I’ll never foget your comments.

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